2600Mの残念なところ

すでに放置状態になっている2600Mですが、普通のアナログシンセと比べて不便な所があります。

1.オリジナルの2600は専用キーボードの3620を使用することを前提に作られているのでポルタメント、専用LFOが無いのです。LFOについては3つあるVCOがLFOにもできるのであまり問題では無いのですがポルタメントが無いのが不便です。とりあえずLAGを使うとポルタメントにはなりますが移動時間が結構短めで、なかなか効果的に使えません。

ということで2600Mを使うときはMIDIキーボードをつなぐことが推奨されています。MIDIで受信できるパラメーターがノート音程、オンオフ、ピッチベンド、モジュレーション、ポルタメントです。ピッチベンドとモジュレーションが大概のキーボードに付属していますが、専用のポルタメントつまみのついたMIDIキーボードは見たことがありません。そういった機能があり鍵盤楽器はほとんどシンセサイザーで他のシンセサイザーから2600Mをコントロールするのが一番簡単だと思われます。

自分の持っている機材でポルタメントの専用コントロールついたキーボード付きのMIIDIシンセはMINIMOOG VOYAGERだけだと思います。VOYAGERで2600Mを鳴らすのも無駄な感じがしますね。現在2600Mは散らかりまくった自分の部屋のベッドサイドに置いてありましてNANOKEY2をつないでいるのでこじんまりとしていますが、VOYAGERつなぐにはかなり部屋を片付けなければなりません。う~ん、片付けようか?

2.もう一つの不便な所はそれでこんなに安く買えるようになったので文句は言えないかもしれませんがオリジナルの約60%のサイズなのでスライダーのつまみが細かく設定ができません。具体的にはVCOのチューニングでFINEを動かしてもなかなかきっちり合わせるのが難しいです。これは我慢するしかありませんね。

じっくり使いこなしもしないで不満を述べてしまいましたが素晴らしい音を作った先人が大勢いらっしゃいますので近づけるよう頑張りたいです。

20年くらい昔の写真ですが下のJUNO60もVOYAGERもまだ持っています。ただ全然使っていないので今は自分の部屋には置いていないのです。部屋片づけよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*